ウクライナの情報によると、北朝鮮兵がロシアのクルスク州に密かに輸送され、戦闘に従事している可能性が浮上しています。ロシア側の通信傍受から、数千人規模の北朝鮮兵が到着したことが確認されました。
この通信は、ウクライナの情報筋が数日前から数千人規模の北朝鮮兵が到着していると報告していたことを裏付けるものとされています。
傍受された会話では、ロシア軍の関係者がカマズ・トラックの運転手とのやり取りを行っており、運転手が「北朝鮮人の移送を手伝っている」と答えていることが確認されました。
このことから、北朝鮮兵の派遣が非公式であることが明らかになり、ロシア大統領府は過去に北朝鮮の派兵を「フェイクニュース」と否定していたことも考慮すると、驚くべき事態と言えるでしょう。
さらに、運転手が運んだ北朝鮮兵はロシア海軍第810独立親衛海軍歩兵旅団に送られたとされ、この部隊はウクライナ軍が8月に作り出した突出部の防衛に従事しています。
ウクライナ側はドローンや大砲を用いてロシア軍の反撃を食い止めているものの、ロシアの海軍歩兵部隊は残忍さや規律の低さで知られています。
最近の事例では、ロシア海軍第155独立親衛海軍歩兵旅団が捕虜にしたウクライナ軍のドローン操縦士を処刑したことが報告されており、ウクライナ軍はこの部隊に対して精鋭旅団を投入し、伏撃を繰り返しています。
北朝鮮兵が戦闘に従事している直接の証拠が出てくるのも時間の問題であり、最初の証拠としては北朝鮮兵がウクライナ軍のドローンに攻撃される映像が考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c9f5a7980e29fef39633a700f7d46e3e581bf2f9
北朝鮮兵のロシア前線派遣に関するコメントは多様であり、特にロシア側の見解に注目が集まりました。
ロシアはこの戦闘を「テロ」と位置づけ、捕虜は存在せず、外国人テロリストの扱いとしていることが強調されました。
そのため、警察がテロリストを射殺したという認識が示され、戦争の実態が異なる形で語られている様子が伺えました。
この戦闘は、後に歴史的な悲劇として語り継がれる可能性があるとの意見もありました。
また、北朝鮮兵の実際の戦闘における役割についても議論され、義勇兵や傭兵の動きが影響を与えるのではないかとの見解が示されました。
特に、北朝鮮兵がどのような戦闘域に投入されるかが、ロシアと北朝鮮の関係性を明らかにする鍵になるという意見がありました。
さらに、韓国がウクライナへの砲弾供給を前向きに検討しているという情報もあり、北朝鮮兵が戦場に投入されることで、韓国の決定が影響を受ける可能性についても言及されました。
全体として、北朝鮮兵の派遣がもたらす影響や、国際的な関係における動向に対する関心が高まっていたことが伺えました。