ASUSが新型スマートフォン「Zenfone 12 Ultra」を発表。AI機能やカメラ性能が強化され、リアルタイム翻訳や文字起こしが可能に。欧州での価格は約17万4000円。
このフラグシップモデルは、AI機能やカメラ性能に特化しており、欧州では1099ユーロ(約17万4000円)で販売されます。
国内での発売は未発表ですが、カラーバリエーションはSage Green、Ebony Black、Sakura Whiteの3色が用意されています。
Zenfone 12 Ultraは、AI技術を活用した6つの機能を搭載しており、特に通話のリアルタイム翻訳や録音内容の文字起こし機能が進化しています。
AI Call Translator 2.0(Beta)は、デフォルトの通話アプリだけでなく、WhatsAppやWeChatなどのサードパーティアプリでも利用可能で、日本語にも対応しています。
AI Transcript 2.0(Beta)では、録音した内容をリアルタイムで文字起こしし、重要なポイントを要約することができます。
さらに、Webサイトや長文を要約する「AI Article Summary(Beta)」や、PDFやWord文書をまとめる「AI Document Summary(Beta)」機能も追加され、情報収集が効率化されています。
また、Googleの「かこって検索」機能を使用することで、画像や動画、テキストの特定の部分を簡単に検索できるようになります。
端末内の検索機能もAIを活用しており、「ギャラリー」アプリでは複数の条件で写真を探すことが可能です。
これらのAI機能のうち、AI Call TranslatorとSemantic Searchは、NPU(Neural Processing Unit)を利用してオンデバイスでのみ動作し、かこって検索はクラウドベースで機能します。
他の機能はオンデバイスとクラウドの両方で利用できるため、ユーザーは多様なシーンで活用できるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dd51c1de62309671b76c37866646cbb1e21d5573