厚生労働省が旧ソ連抑留死の新たな14人を特定、出身地を公表。これで死亡者数は4万2125人に達する。
要約すると2023年10月7日、厚生労働省は旧ソ連によって抑留された日本人の新たな死亡者14人を特定したことを発表した。
これにより、シベリアおよびモンゴル地域での抑留死亡者は4万1085人、その他の地域では1040人に達した。
特定された14人の出身地は、栃木県、千葉県、大阪府、東京都、群馬県、北海道、兵庫県、福岡県、青森県、鹿児島県、徳島県、和歌山県と広範囲にわたる。
具体的には、栃木県から青木弥作と渡辺佑、千葉県から飯田栄次郎、大阪府から保堂、東京都から宮島嘉一郎と野口一郎、群馬県から千明九三、北海道から渡邊實、兵庫県から栗原一男、福岡県から山﨑義男、青森県から山田永吉、鹿児島県から栗須畩吉、徳島県から滝本政二、和歌山県から坂本美佐男が特定された。
厚生労働省は、これらの情報を公式なホームページで公開し、抑留死に関する認識を深めることを目的としている。
この発表は、戦後の歴史的な事実を再確認し、抑留された日本人の苦難を忘れないための重要なステップとなる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f2832a5dc95ff8cccdc7a169a8dc2cacbe103f3