イーロン・マスク氏がトランプ大統領の関税政策に反発し、関係悪化の兆し。テスラ株価急落で資産減少も影響か。
トランプ大統領が関税戦争を宣言してから数日後、マスク氏はイタリアの極右政党「同盟」のイベントで、欧州と米国が無関税で自由貿易地帯を形成することを望むと発言しました。
この発言は、トランプ大統領の関税政策に対する異議を唱えるものとして解釈されています。
トランプ氏は関税を重視し、輸入品に対して高い関税を課す計画を発表したため、マスク氏の発言は彼のビジネスにも影響を及ぼす可能性があります。
実際、トランプ氏の関税発表後、テスラの株価が急落し、マスク氏の個人資産は110億ドルも減少しました。
さらに、米中関税戦争が進行すれば、テスラの売上にも悪影響が出ると予想されています。
トランプ政権内では、マスク氏に対する不満が高まっており、トランプ氏はマスク氏を管理する必要があると指示したとの報道もあります。
これにより、マスク氏が政府効率化省(DOGE)のトップを早期に辞任する可能性も浮上しています。
とはいえ、マスク氏が政府を離れた場合でも、トランプ氏との友好的な関係を維持する可能性が高いとの見方もあります。
さらに、マスク氏の宇宙企業スペースXは、米国防総省との59億ドル規模の衛星打ち上げ契約を受注し、政府との関係が深まっていることが示されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/afa7c8a24a9f4d8bf2b3eae9af6bf1390056e4fc
ネット上のコメントでは、マスク氏とトランプ氏の間に関税政策を巡る対立の兆しが見えたことについて、さまざまな意見が交わされました。
多くのコメントは、マスク氏のビジネス戦略やトランプ氏の政策が互いに影響を及ぼす中での決別の可能性を指摘していました。
例えば、マスク氏がトランプ氏の重関税政策によって大きな損失を被り、ビジネスにとって不利な状況にあることが強調されました。
また、マスク氏が過去にトランプ氏を支持していたことから、彼の立場が揺らいでいる様子が伺えました。
さらに、マスク氏が経済的利益を優先し、トランプ氏から離れるのは時間の問題だとする意見も見受けられました。
その一方で、トランプ氏の政策が企業や労働者に与える影響について懸念する声もあり、自由貿易の重要性が再確認される場面もありました。
全体として、マスク氏とトランプ氏の関係が今後どのように変化するかに注目が集まっていた印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
マスク氏は最近世界一成功したと言われている経営者であるが、こんなことになるのが読めないとは、やはり化けの皮がはがれたのかと思う。
テスラは2008年末に破産寸前だったがエネルギー省の融資プログラムから低金利の融資を受けて成長軌道に乗っていた。
年齢的にも正しい判断が出来なくなっているのではないでしょうか。
マスクは実業家でもあるから、高関税で業績悪化を嫌う。
マスク氏もこんなはずではなかったとやっと気が付いたか。