ロシアの女性富豪タチアナ・ウラジーミロヴナ・バカルチュク氏が夫との離婚を発表。会社の合併問題や銃撃戦も影響し、財産分割の争いが続いている。
要約するとロシアの女性富豪タチアナ・ウラジーミロヴナ・バカルチュク氏が、夫ブラディスラフ・バカルチュク氏との離婚を発表した。
彼女は純資産72億ドルを誇り、ロシア最大の電子商取引会社「ワイルドベリーズ」の設立者として知られる。
離婚訴訟は昨年7月に始まり、10月には彼女が夫の姓を戻す決断を下した。
キム氏は「私たちの間には私的な深い問題があった」と述べ、夫婦間の対立が背景にあることを示唆した。
特に、会社の合併問題での意見の相違が深刻で、昨年6月にはワイルドベリーズがロシア最大の屋外広告会社との合併を発表した際、バカルチュク氏がこれに反対した。
さらに、昨年9月には、モスクワのワイルドベリーズ社屋で銃撃戦が発生し、双方の警備員が衝突した結果、死亡者が出る事態にまで発展した。
離婚後、バカルチュク氏はワイルドベリーズの持分の半分を要求しているが、キム氏は自分が2004年に創業したことを強調し、財産分割の問題はまだ解決していない。
裁判所の審理は近日中に行われる予定で、ワイルドベリーズの将来もこの結果に大きく影響される見込みだ。
2人の間には7人の子供がいて、全てキム氏が育てることになっており、バカルチュク氏は養育費を支払う義務がある。
ロシアの法律によれば、未成年の子供が3人以上いる場合、配偶者は所得の半分を養育費として支払わなければならないとのことだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a26448a4ad4b7021c1a4dbf945e14c63ae09a292