札幌市で警察官を名乗る詐欺が発生し、70代男性が約370万円をだまし取られた。偽の逮捕状が届く手口が巧妙で、警察は注意を呼びかけている。
70代の男性が、警察官を名乗る人物からの電話を受け、その内容に騙されて約370万円をだまし取られました。
電話の内容は、「あなたが作ったカナダの口座が事件に利用されている。
自宅に逮捕状が届いているため、確認してほしい」というものでした。
男性は、全く身に覚えのない国際電話を受け、相手が警察官を名乗ることから信じ込んでしまいました。
さらに、実際に自宅に偽の逮捕状が届いたことで、彼は追い詰められ、自分の無実を証明するために必要だとされる約370万円を指定された口座に振り込んでしまったのです。
被害男性は「引っかからないだろうという安易な考えがあった」と語り、事件のショックが今も残っていると述べています。
警察は、このような手口で金銭を要求することはないため、もし不審な電話があった場合は必ず相談するよう呼びかけています。
この事件は、詐欺の手口がますます巧妙になっていることを示しており、特に高齢者が狙われやすい状況にあることが懸念されています。
警察は、今後も注意喚起を行い、被害を未然に防ぐための対策を強化していく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8328ed2587fe966fce40b44cb45792c35539a58d
警察官を名乗る詐欺事件に関するコメントは、370万円の被害に対する驚きや疑問が多く寄せられていました。
特に、逮捕状を郵送するという行為自体が非常に不自然であり、逮捕状の重要性を考えれば、警察が直接訪れるべきだという意見が目立ちました。
多くのコメントでは、振込を行う前に警察に確認するべきだったという反省の声がありました。
詐欺事件が増加している中で、特に高齢者が狙われやすい状況に対して心配する意見もありました。
また、SNSを通じて情報が広がる中で、詐欺の手口が巧妙化していることに対する懸念も示されていました。
さらに、国際電話で日本語を話す警察官が出てくること自体が疑問視され、演技が上手かったのではないかという意見もありました。
全体として、詐欺に対する警戒心を持つことの重要性が強調されており、被害者が冷静に判断できるような情報提供の必要性も訴えられていました。