最近の日本のドラマでは、不倫や托卵、復讐などのドロドロ系作品が増加中。多様化するテーマが視聴者の関心を引き、議論を呼んでいる。
特に2024年夏には、松本まりか主演の不倫ホラー『夫の家庭を壊すまで』や、日本テレビ系の『どうか私より不幸でいて下さい』、フジテレビ系の高校生妊娠をテーマにした『あの子の子ども』など、多くのドロドロ系ドラマが放送されました。
また、ショートドラマ『満タサレズ、止メラレズ』も依存症をテーマにしており、視聴者の関心を引いています。
これらの作品は、過去の昼ドラや愛憎劇の流れを汲みつつも、現代の視点から新たなテーマを取り入れた多様化が進んでいます。
特に、1960年代から続く昼帯ドラマの影響を受けながら、最近では篠田麻里子の濡れ場が話題になった『離婚しない男』や、女性風俗をテーマにした『買われた男』などが注目されました。
さらに、今後も高校生の不倫を描く『3年C組は不倫してます。
』や托卵をテーマにした『わたしの宝物』、復讐モノの『愛人転生―サレ妻は死んだあとに復讐する』などが予定されており、視聴者の間での議論が高まることが予想されます。
昨今のドロドロ系ドラマは、単なる痴情のもつれに留まらず、托卵や復讐、女性風俗、依存症といった新しいテーマを取り入れ、より複雑で多様なストーリー展開を見せています。
これは、エンタメ界がコンプライアンスやSNSの影響を受けつつも、視聴者の興味を引くために新たな挑戦をしている結果とも言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cc415da38015cdf3ffebee57bc59838983b6beea
ドロドロ系ドラマの急増について、視聴者のニーズや社会背景が影響しているとの意見が多く寄せられました。
最近のドラマは、陰湿な人間関係や復讐をテーマにしたものが多く、視聴者はそれに興味を持つ一方で、心温まる作品やハッピーエンドを求める声も強く聞かれました。
特に、仕事や日常生活でのストレスを抱える中で、こうした刺激的な内容に惹かれる傾向が見受けられました。
また、韓国ドラマの影響を指摘するコメントもあり、権力や社会の不満がテーマにされることで、視聴者の共感を得やすくなっているとの分析もありました。
さらに、視聴者は現実逃避の手段としてドラマを楽しむことが多く、物語と現実の区別がつかなくなることへの懸念も表明されていました。
全体的に、ドロドロ系ドラマは視聴者の心理や社会情勢と密接に関連していることが強調され、今後もこの傾向は続くのではないかとの予測がありました。
ネットコメントを一部抜粋
最近の電子コミックのCMにも多いドロドロしていて陰湿な感じが苦手です。
個人的には癒しや幸せが詰まった内容が好きです!
ドラマも漫画と一緒で、現実逃避のために見るのは危険です。
復讐やドロドロの内容が流行るのは、国民の不満が溜まっているからではないかと思います。
現実ではあり得ないお伽噺のような軽いドラマではなく、ドロドロ展開が好きです。