ロシアで麻薬密輸の疑いで逮捕された米国人が解放された。解放は米ロ関係の回復に関連している可能性があり、今後の協議が注目される。
要約するとロシアで麻薬密輸の疑いで逮捕された米国人男性、カロブ・バイヤーズ氏（28）が解放された。
彼は7日にモスクワのブヌコボ空港にて、大麻入りのマーマレードを持参していたとして拘束された。
バイヤーズ氏は、トルコのイスタンブールからロシアに向かう途中に逮捕され、麻薬を持ち込もうとした容疑で最大10年の禁錮刑を科される可能性があった。
解放は18日までに行われ、彼の両親はフェイスブックで彼が米大使館で帰国便を待っていると投稿した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、バイヤーズ氏の解放が米ロ関係の回復に関連している可能性があると示唆し、サウジアラビアで行われる米ロ高官協議がその議題になることを明言した。
バイヤーズ氏と共に逮捕された婚約者のロシア人女性については、解放されたかどうかは不明で、彼女も同様の麻薬密輸容疑で拘留されていた。
先週、ロシアでは麻薬密輸罪で拘束されていた別の米国人教師、マーク・フォーゲル氏が解放されており、これらの動きは米ロ間の緊張緩和の兆しと捉えられている。
今後の米ロ間の協議が注目される中、バイヤーズ氏の解放がどのような影響を与えるかが焦点となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79d9fab1e972274b2580fe1da877828763ee0972