競輪の女性選手が男性選手からの性的関係強要を理由に、約2100万円の慰謝料を求め提訴。選手会の対応にも疑問が寄せられています。
訴訟の相手は、強要した男性選手および日本競輪選手会、競輪の実施団体であるJKAで、求める損害賠償額は約2100万円です。
女性選手は、2021年10月に関西地方の選手会支部に所属していた際、同支部の男性からキスや性的関係を強要されるなど、合計10件のハラスメントを受けたと訴えています。
この問題が公にされるきっかけとなったのは、2023年1月に選手会に対して被害の相談が行われたことです。
しかし、選手会は「裁判で白黒つけてからの話」として、事実確認を回避し、具体的な対応を取らない姿勢を示しました。
その後、女性側が9月に再調査を求めたところ、選手会は今月1日に「同意がなかったとは言えない」との判断を下し、男性選手に対して不処分を通知しました。
このような経緯から、女性選手は法的手段を選択し、慰謝料を求めることとなったのです。
競輪界における性被害問題は、今後の選手たちの活動や安全性に大きな影響を与える可能性があり、注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/786d71945437797bb882d80ecc01a087c2779173
競輪界の性被害問題に関するコメントは、多くの人々が提訴の意義や必要性について考えを述べていました。
特に、事実認定が否定された後、被害女性が提訴に踏み切ったことについて理解を示す意見がありました。
また、選手会の決定が男性役員だけでなされたことに対して疑問を持つ声もあり、女性選手の意見が反映されているのかという不安が表明されていました。
公営ギャンブルの透明性に関しても、八百長や不正行為への懸念が広がり、厳しい対策が求められるとの意見がありました。
さらに、選手会やJKAが慰謝料相当の和解金を支払うことで解決を図るべきとの提案もありました。
裁判に持ち込むことが良い結果をもたらさないのではないかという懸念も示され、民事訴訟の立証が難しいことに対する理解もありました。
全体として、競輪界の問題に対して深い関心と懸念が寄せられており、女性選手の声がもっと大切にされるべきとの思いが強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
名前だしちゃってるけど、間違いないのかな。
事実認定を否定された以上、真実を示すには提訴も仕方ないかなと思う。
選手会には女性もいるのに男性の役員だけで結論だしたのか？
公営ギャンブルは厳しくして欲しい。
加瀬や石井寛子辺りが役員にならないとこういう被害？減らなそう。