アニメ『オーバーロードⅢ』の無断文字起こしサイト運営者が逮捕され、著作権法違反が初めて適用された。KADOKAWAは厳重な対応を表明。
要約すると2023年10月30日、KADOKAWAが発表した声明によると、アニメ『オーバーロードⅢ』のストーリーを無断で文字起こししたサイトの運営者が初めて逮捕された。
この事件は、著作権法違反の疑いで、宮城県警察本部と登米警察署が男性3人を逮捕したものである。
彼らは2023年1月から2024年2月の間に、作品内の登場人物の名称やセリフ、情景などを詳細に文字起こしし、関連画像とともにサイトに掲載。
これにより、広告収益を不当に得ていたとされる。
KADOKAWAは、著作権を有する製作委員会の一員としてこの行為を看過できないとし、刑事告訴を行った。
今回の逮捕は、日本において“文字起こし”サイトの運営者が逮捕された初の事例で、一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)との協力のもとで進められた。
KADOKAWAは、映像や出版、ゲームなどを手掛ける企業として、著作権侵害行為に対して断固たる対応を取る姿勢を示し、適法な引用の範囲を超えた行為がクリエイターへの適切な対価還元を阻害すると警告した。
今後も不正行為に対する取り締まりを強化し、日本のコンテンツ業界の競争力を維持・強化することを目指すと述べている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ebbb693931fddaae406570b65bfcab9c50c51e6b