シスコがデータセンター向けにAI対応のオールインワンスイッチ「Smart Switches」を発表。ネットワークとセキュリティを統合し、運用の効率化を図る新機能を搭載。
このスイッチは、ネットワーキングとセキュリティの機能を統合したオールインワンソリューションであり、特にAIワークロードの拡大に伴うデータセンターの複雑性を軽減することを目的としています。
Smart Switchesは、プログラミング可能なAMD Pensandoデータプロセッシングユニット(DPU)を活用し、サービスホスティングを効率化することで、データセンターの設計を簡素化します。
これにより、顧客は新しいハードウェアを追加することなく、変化するビジネスニーズに迅速に対応できるようになります。
スイッチは、安定したデータ転送を実現する高性能ネットワークプロセッサと俊敏なセキュリティ処理を行うネットワークサービスサイドカーの2つのプロセッシングエンジンを搭載し、トラフィックをインテリジェントに管理します。
また、Cisco Hypershieldを搭載し、データセンター内でセキュリティをネットワークファブリックに直接融合させる新たなアプローチを採用しています。
これにより、顧客は自律的なセグメンテーションポリシーを実現し、一貫したセキュリティを確保できるようになります。
さらに、クラウドやオンプレミスの環境でのポリシー管理を簡素化し、ネットワークとセキュリティのワークフローをパーソナライズすることで、運用の効率化を図っています。
初のモデルとなる「Cisco N9300 Smart Switch」は、24個の100Gポートを搭載し、2025年春に出荷される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f94d5cf9255c9ea380526d08b0e781e3312e8327