ハイパーリキッド「ハイパーEVM」メインネット稼働開始の詳細

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ハイパーリキッドが「ハイパーEVM」の初回メインネットを稼働開始。スマートコントラクト実行や、トークン「HYPE」の機能強化が実現。今後のアップグレードにも期待。

要約すると「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」の成長を支援するハイパー財団(Hyper Foundation)は、初回メインネット「ハイパーEVM(Hyper EVM)」の稼働を2023年2月18日に公式Xで発表しました。

ハイパーリキッドは分散型取引所(DEX)であり、独自のレイヤー1(L1)ブロックチェーンを基盤としています。

ハイパーEVMはこのL1に組み込まれたEthereum Virtual Machine(EVM)環境であり、今回のメインネット稼働によりスマートコントラクトの実行が可能になり、チェーンの汎用性が向上しました。

ハイパーリキッドはプルーフオブステーク(PoS)型のコンセンサスアルゴリズム「ハイパーBFT(HyperBFT)」を採用しており、このアルゴリズムは1秒間に最大20万件のトランザクションを処理でき、コンセンサスの達成はわずか0.2秒で行われます。

さらに、ハイパーEVMでは、ハイパーリキッドの独自トークン「HYPE」がガストークンとして機能し、同チェーン上での取引が可能になります。

「HYPE」は「ハイパーBFT」のステーキングトークンとしても使用され、昨年11月にはエアドロップも実施されました。

また、DeFiアプリケーション向けに「ラップドハイプ:Wrapped HYPE(WHYPE)」もハイパーEVMに含まれています。

加えて、ハイパー財団はメインネットにおけるバグ報奨金プログラムも開始し、今後のネットワークアップグレードではERC-20規格トークンのネイティブ転送機能やプリコンパイル機能の実装が予定されています。

これにより、ハイパーEVMはさらなる機能拡張とセキュリティの強化が期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/daf8b6c2a39cc8e483bbef9d6a7a9a02bce2766b

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