石破首相がトランプ大統領との会談で拉致問題解決の合意を発表。家族会との面会で決意を示し、早期帰国を訴える。
要約すると石破茂首相は20日、北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバーと官邸で面会し、拉致問題の解決に向けた強い決意を示しました。
首相は、トランプ米大統領との7日の会談で拉致問題の解決に向けて支持を得たことを伝え、今後の米朝間の交渉において必ず拉致問題を提起することで合意したと明らかにしました。
首相は「被害者の即時帰国に向けた極めて切迫した思いを真摯に受け止める。
問題解決のため力を尽くす」と強調しました。
面会に参加した拉致被害者家族の横田めぐみさんの母、早紀江さんは、日朝首脳会談の早期実現を求め、「一日も早く、子どもたちに日本の土を踏む喜びを与えてもらいたい」と訴えました。
また、被害者の有本恵子さんの父、明弘さんの死去についても触れ、「誠に残念至極だ。
いまだに被害者の帰国が実現していないことは極めて申し訳ない」と述べました。
さらに、横田めぐみさんの弟で家族会代表の拓也さんは、首相が提案する東京と平壌の連絡事務所設置構想に対し、「時間稼ぎに加担することになり、事務所設置を論じている段階ではない」と批判しました。
首相は、拉致問題の解決に向けた具体的な行動を約束し、家族の期待に応えようとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/921f2c7d0a1c8822d6699b7e797669fc1a92526b