北朝鮮で療養中のロシア負傷兵が、清潔な施設で過ごしたものの、期待した医療を受けられなかったことを明らかにした。これは北朝鮮とロシアの関係強化の一環とされている。
要約すると北朝鮮で療養中のロシアの負傷兵が、期待していた医療サービスを受けられなかったものの、施設は清潔だったと述べた。
ロシア軍のアレクセイ氏(仮名)は、ウクライナ戦争で負傷し、北朝鮮元山の療養施設に1週間滞在した。
彼は、ロシアが運営する回復支援プログラムの一環として、療養所を申請したが、人気のある施設は予約で埋まっていたため、北朝鮮行きを提案されたという。
アレクセイ氏は、他のロシア軍人20人と共に過ごし、プールやサウナ、卓球やカードゲームを楽しんだが、期待される治療は受けられなかったと語った。
晩の外出や現地人との接触は禁止されており、酒の入手も難しかったという。
彼は、再度北朝鮮に行くかどうかは分からないとし、慣れ親しんだ場所を望むと述べた。
北朝鮮は数百人のロシア負傷兵を受け入れ、療養支援を行っており、これはウクライナ戦争を経て強化された北朝鮮とロシアの関係の一例とされている。
マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使は、療養中の治療や看護は無料で提供されるとし、北朝鮮の友人に費用を補償する意向を示すと、彼らは不快に思うと伝えた。
一方で、専門家はこの療養支援が北朝鮮とロシアの軍事協力を隠すための煙幕である可能性があると指摘しており、米国戦争研究所は、ロシア軍人が北朝鮮での療養を通じて、実際には軍事的な経験を共有する機会になる可能性があると警告している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/199210c8a4e4c20b694b949b27254448b9368d27