韓国の首都圏地下鉄運賃の値上げが2024年3月から1~2か月延期される見通し。京畿道議会での議案未可決が影響。
要約すると韓国の首都圏における地下鉄運賃の値上げが、当初予定されていた2024年3月から1~2か月延期される見通しとなった。
ソウル市長の呉世勲氏は、ソウル市議会での質疑応答において、運賃値上げが遅れる可能性について言及した。
地下鉄運賃の値上げには、ソウル市、京畿道、仁川市、韓国鉄道公社(KORAIL)の合意が必要であり、これに関する議案が京畿道議会で可決されなかったことが延期の主な理由とされている。
2023年10月7日から、ソウル市は地下鉄の初乗り運賃を1250ウォン(約131円)から150ウォン引き上げたが、さらに2024年下半期に150ウォンの引き上げを計画していた。
しかし、政府の物価抑制方針により、この追加の値上げは延期されていた。
運賃の引き上げに関しては、京畿道や仁川市、KORAILが3月から適用することで合意していたが、京畿道議会での議案が通過しなかったため、実施が難しくなっている。
これにより、利用者にとっては運賃の負担が一時的に軽減されることとなるが、今後の運賃改定の行方に注目が集まる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/586e4f68ad3c5ad9155194ada681721283bd8be0