モナドのテストネット稼働開始とその特徴

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レイヤー1ブロックチェーン「モナド」がテストネットを稼働開始。EVM互換で、トランザクションコスト削減やアプリ移植が容易に。880万アドレスにトークン送信済み。

要約するとレイヤー1(L1)ブロックチェーン「モナド(Monad)」が、2023年2月20日にパブリックテストネットを稼働開始しました。

このテストネットは、ブロックタイムが0.5秒、57のバリデータを持ち、ガス制限は300Mガス/秒とされています。

将来的には、メインネットに向けてバリデータの数を数百に増やし、ガス制限を1Bガス/秒に引き上げる計画があるとのことです。

モナドは、1秒間に最大10,000件のトランザクションを処理でき、1日あたり10億件以上の処理能力を誇ります。

これにより、トランザクションコストの大幅な削減が期待されています。

また、モナドはEVM(イーサリアムバーチャルマシン)との完全な互換性を持ち、イーサリアム向けに構築されたアプリケーションをコード変更なしで移植できる点が大きな特徴です。

さらに、イーサリアムRPC(リモートプロシージャコール)との互換性もあり、ユーザーはイーサリアム対応のWeb3ウォレットであるMetaMaskやブロックエクスプローラーのEtherscanをそのまま利用できるという利便性があります。

アドレス形式もイーサリアムと同じため、既存の鍵を再利用可能です。

テストネット稼働開始に際して、880万以上のアクティブなイーサリアムアドレスにテストネットトークンが送信され、開始から12時間で3億3,400万件のRPCリクエストが寄せられました。

これらの要素から、モナドは今後のブロックチェーン技術の進化において重要な役割を果たすことが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e44e703fb2ca80e4978d70cdbe62b74dd0be0f8e

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