1972年のあさま山荘事件は、連合赤軍が人質を取り、12人を殺害した日本の警察史に残る事件で、取り調べの難航やイデオロギーの影響が浮き彫りになった。
この事件は、武装したメンバーが人質を取るという日本警察にとって初めての事例であり、全国に生中継され、視聴率は89.7％に達しました。
事件の発端は、坂東国男というメンバーが母親の説得を無視し、逮捕される直前に父親が自ら命を絶ったことでした。
事件後、長野県警は特別捜査本部を設置し、証拠品の押収や取調べにあたりました。
特に、取り調べは難航し、被疑者たちは完全黙秘を貫きました。
警察は、彼らとの信頼関係を築くことを重視し、理論闘争を避ける方針を採りました。
また、連合赤軍のメンバーは、肉親や友情を「ブルジョア的」とし、共産革命の敵とみなしており、イデオロギーが彼らの行動に大きな影響を与えていました。
事件は、警察にとっても大きな教訓となり、以後の銃撃事件捜査のモデルとなるような捜査手法が模索されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d12dae2fe65aab1ffc2f617cd1e0d522dd637fc
コメントの内容は、あさま山荘事件を通じての思想や行動に対する反省や批判が中心でした。
多くの人々は、事件を引き起こした日本赤軍や連合赤軍のメンバーの行動を非難し、彼らの思想がどれほど危険であったかを強調していました。
特に、極端な思想に依存することがどのようにして自己を見失わせ、暴力的な行動に至ったのかについての考察がありました。
コメントの中には、権力を持つ者が責任を他者に押し付けることで、残虐な行為が繰り返されたという指摘もありました。
さらに、過去の活動が現在の社会に与えた影響についても言及され、特に若い世代が左翼思想から離れてしまったという意見が多く見受けられました。
中には、当時の活動家たちの行動がどのようにして社会に失望をもたらしたのかを考察するコメントもあり、反戦活動のあり方についても疑問が呈されていました。
また、暴力革命を掲げた彼らが最終的には何も成し遂げられず、仲間内でのリンチに発展したという意見もあり、理想と現実の乖離が浮き彫りになっていました。
全体として、当時の思想や行動がどのように社会に影響を与えたのかを再評価する必要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
自分を持っていない人間ほど極端な思想に走り、先鋭化していく。
権限を持った幹部が上手くいかないことの言い訳、八つ当たりで悪いやつをメンバーから決めて責任を押し付けるために残虐なリンチ殺人を繰り返していただけの集団。
この連中、日本赤軍は当時の社会の中でどれだけ非道なことをしているのかをもっと知らしめるべきです。
連合赤軍のメンバーは現在日本人が拝めるべき者となっています。
暴力革命でもって、自分たちの理想的な世界を作ろうとしたが、何も出来ないまま、山に閉じ籠る。