GMOメディアがAIを活用して大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の対策問題を提供開始。受験生の負担軽減に期待。
要約するとGMOメディア株式会社は、大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の対策問題を提供することを発表した。
この新しい取り組みは、同社の小テスト作成ツール「コエテコStudy byGMO」を利用しており、特に「情報Ⅰ」は2025年度からテストに導入されるため、受験生や教育現場での準備が急務とされている。
情報Ⅰの内容は、情報リテラシーの基礎知識や活用能力を問うもので、過去問が存在しないため、教員や生徒にとっての負担が大きい。
特に、テスト形式に合った問題作成には専門的な知識と多くの時間が必要で、これが教育現場での課題となっていた。
GMOメディアは、生成AIを活用し、特に高校教員からの要望が多い「コンピュータとプログラミング」分野の対策問題を30問作成した。
これらの問題は、大学入学共通テスト特有の会話形式を取り入れ、実戦的な試験対策を提供することを目的としている。
教員は、AIが生成した問題をデータベースから簡単に選び出し、短時間で出題できるため、負担軽減にも寄与する。
同ツールはまた、「情報Ⅰ」の教科書内容に基づいた3,000問以上の問題を自動で作問する機能を備えており、導入した学校からはその利便性について高い評価が寄せられている。
さらに、同サービスは無償で提供される実証実験を行っており、2025年3月まで申し込みのあった高校向けに問題を提供する予定で、年内には100問以上の問題を追加する計画もある。
これにより、受験生はより効果的に試験対策を行うことができるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cde812755b67188dcdffd80fb52c20d8cdf6f4f0