自転車の「ながらスマホ」が11月1日から厳罰化され、通話や画面注視に対して重い罰則が科せられます。背景には事故増加があり、青切符制度も導入予定です。
これまでの罰則は5万円以下の罰金でしたが、今後は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金となります。
さらに、走行中に「ながらスマホ」によって交通事故を引き起こした場合には、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられることになります。
罰則の対象には、走行中にスマートフォンで通話すること（ハンズフリー装置を使用している場合を除く）や、スマートフォンの画面を注視することが含まれます。
また、自転車に固定したスマートフォンの画面を注視する行為も禁止されるため、注意が必要です。
加えて、2026年6月までには「青切符」による取り締まりも開始される予定です。
青切符とは、交通違反に対して罰金を支払うことで刑事罰の代わりとする制度で、自動車の交通違反でよく見られる手法です。
これらの措置が導入される背景には、自転車による交通事故の増加があるとされています。
政府広報室のデータによると、自転車が原因の交通事故は2020年から4年連続で増加しており、2025年からは全交通事故に占める割合も上昇すると予測されています。
このような状況を受けて、政府は自転車の安全運転を促進し、事故を減少させるための取り組みを強化しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/98acd6d92970067729a35303c786c94c6ceeb8d8
自転車のながらスマホ厳罰化に関するコメントは、交通ルールの遵守や取り締まりの重要性が強調されていました。
多くの人々が、自転車利用者の中にスマホを操作しながら走行する危険行為が広がっていることを懸念しており、特に子供や一般の利用者に対する教育や啓発活動の必要性が訴えられていました。
厳罰化が遅すぎたとの意見もあり、過去の問題を踏まえた継続的な取り締まりや指導が求められていました。
また、取り締まりの実効性についても疑問が呈され、警察の取り組みが不十分であるとの指摘がありました。
さらに、自転車が軽車両であることを理解し、ルールを守る意識を高めるための取り組みが必要であるとの意見が多く見受けられました。
全体として、厳罰化の意義は認められつつも、実際の取り締まりや交通安全の向上にはさらなる努力が必要であるという結論が導かれていました。
ネットコメントを一部抜粋
道路の右側を走っている自転車も取り締まって欲しいです。
事故を起こす前に、厳しく取り締まったほうが本人のためでもあると思います。
もっと交通ルールを周知させて下さい。
最初だけで終わる事なく、継続して啓発活動や指導·取り締まりをしてほしいと思います。
厳罰化は当然の話だけど、今までさんざん問題になってきたのにずっとされず、やっとか、と。