スズキGSX1100S KATANAは、1980年に登場した世界最速のバイク。独自のエンジン設計と斬新なスタイルが特徴で、今なお多くのファンに支持されています。
このモデルは、スズキのGSX1100Eをベースに開発され、1980年のケルンショーで初めて公開されました。
翌年から1982年モデルとして市場に登場しました。
GSX1100Sのエンジンは、独自のTSCC(Twin Swirl Combustion Chamber)ヘッドを採用し、クラストップのパワーを実現。
特に、105psの出力を誇り、高出力と低燃費を兼ね備えた設計が特徴です。
しかし、当初のスタイリングには疑問の声が上がり、特に角型基調のフォルムは「カッコ悪い」との評価を受けました。
これを受けて、スズキは外部デザイナーにスタイリングを依頼することを決定。
ドイツのターゲットデザインが選ばれ、デザイナーのハンス・ムートが中心となってデザインを手掛けました。
彼は日本刀や武士道をモチーフにしたコンセプトを提案し、最終的にチームワークで成果を出しましたが、ムートの名前が先行して報じられ、彼は早々にターゲットデザインを辞職しています。
GSX1100S KATANAは、エンジン性能だけでなく、その斬新なスタイルでも二輪デザインの金字塔となり、今なお多くのバイクファンに愛されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79b23b1f750a1fde08de4e01cb6069cc6ddbcd36
スズキGSX1100S KATANAに関するコメントは、バイクファンたちの熱い想いが感じられるものでした。
多くのコメントでは、KATANAの独自のデザインや性能について称賛されており、特にその加速力やスタイルが記憶に残っているという意見が目立ちました。
昭和の時代に試乗した際の強烈な加速感を今でも鮮明に覚えているというコメントもあり、当時のバイク業界がどれほど盛り上がっていたかを感じさせます。
また、KATANAは単なるバイクにとどまらず、カスタム文化やバイクミーティングなど、今もなお多くのファンに支持されていることが語られていました。
そのデザインは、当時のバイクにおけるスタイルの革命的存在であり、スズキのイメージを一新したと評価されています。
さらに、KATANAの名は日本語の「刀」に由来しており、その名前自体が特別な意味を持つことも多くの人々に愛される理由となっているようです。
古いバイクでありながらも、今でも進化し続けている姿勢が、バイク乗りの心を捉えているといった意見もありました。
全体として、スズキGSX1100S KATANAは単なるバイク以上の存在であり、バイク史に名を刻む名車としての地位を確立していることが、多くのコメントから伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
HONDA、KAWASAKI、SUZUKIのSSに乗ってきました。
逆輸入1100カタナオーナーに試乗させてもらったことがあります。
このデザインとスペックで市販にいたったなと思います。
「バイクにおけるスタイルの革命児」という言葉がぴったりかと。
古いバイクなのに未だにチューンされて進化しているバイク。