韓国外交部の姜仁仙次官がジュネーブ軍縮会議で、北朝鮮とロシアの軍事協力が国際安全保障に深刻な脅威を及ぼしていると非難しました。
要約すると韓国外交部の姜仁仙第2次官は、ジュネーブ軍縮会議で北朝鮮とロシアの違法な軍事協力が国際安全保障に深刻な脅威をもたらしていると強調しました。
彼は、北朝鮮がロシアに武器や弾道ミサイルを提供し、さらに1万1000人以上を派兵している現状を指摘し、これが国際社会全体に対する重大な危険であると述べました。
姜氏は、北朝鮮が全ての大量破壊兵器とミサイル計画を完全かつ検証可能、不可逆的に放棄し、非核化の道に戻るべきだと強く促しました。
また、ロシアが北朝鮮の非核化を議論の対象としないことについては「受け入れられない」とし、北朝鮮の違法な活動が地域にとどまらず、全世界に対する警告となることを確認する必要があると強調しました。
さらに、ロシアによるウクライナ侵攻から3年が経過する中で、世界の安全保障環境が悪化し、軍縮・不拡散体制が後退していることに懸念を示し、核保有国5カ国(米国、英国、フランス、中国、ロシア)が相互信頼向上に向けた協議を行う必要性を訴えました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/398f093462d75b757754bb6cf73f66ff81c67984