トランプ大統領の就任から1カ月、米中ロの関係が再編成され、中国はその影響を分析中。トランプとプーチンの密接な関係が国際秩序に与える影響が焦点。
中国の専門家たちは、トランプ大統領とプーチン露大統領の密接な関係が中国に与える影響を分析し、利害得失を計算している。
特に、トランプ大統領がウクライナと欧州を除いた終戦交渉を開始し、ロシアの主要7カ国(G7)への復帰に言及したことで、米国がロシアと手を組み、中国を脅かす「連露制中」の可能性が浮上している。
しかし、中国はこの状況がまだ早いと主張しており、ウクライナ戦争の影響で米国と西側陣営のロシアへの悪感情が根強いことがその理由である。
ロシア自身も、旧ソ連崩壊時に米国と西側が約束を守らなかった経験から、経済面での協力には懐疑的な姿勢を示している。
上海外国語大の程亜文教授は、現在の状況が50年前のニクソン大統領の訪中に似ているが、当時と今では中米ソ関係に与える影響が異なると指摘している。
米国がロシアの安全保障上の利益を改善することは可能だが、トランプ大統領がロシアの産業投資を行うことは難しいとされている。
さらに、中国はトランプ大統領とプーチン大統領を右翼保守主義者と見なし、彼らの密接な関係が国際秩序の多極化や貿易自由化の退潮、欧州の右翼保守勢力の台頭を招くと予測している。
特に、トランプ大統領が欧州の安全保障に米国が費用を負担しない立場を取っていることは、中国にとって新たな外交的課題となっている。
また、貿易グローバル化の終息は、中国の経済的優位にも影響を与えると考えられ、技術革新を通じて経済を牽引する戦略が採用されている。
さらに、欧州における右翼保守主義の拡大は、中国にとって新たな脅威となっており、最近のドイツ総選挙でも中道保守が勝利したことがその一例である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e0a3b168ac6488c751b5d0985e64d0aa9bf0bafa