ウクライナ侵攻3年、ゼレンスキー大統領が国民の英雄主義を称賛。EU首脳も支援策を発表。
要約するとウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる侵攻が始まってから3年を経た今、ウクライナ国民が示した「絶対的な英雄主義」を称賛し、誇りに思うと述べました。
彼は、キーウの独立広場に集まった人々に向けて感謝の意を表明し、亡くなった英雄たちに対する永遠の感謝を強調しました。
侵攻3周年を迎え、EUの首脳たちもキーウを訪れ、ウクライナへの新たな支援策を発表するなど、団結の姿勢を示しています。
しかし、ロシアに対する抵抗が欧州だけで行われるとの見通しも出てきており、米国のトランプ政権が提案した国連の決議案を棄権したことが影響しています。
この決議案では、ロシアに対する強い非難の表現やウクライナの領土一体性の確認が含まれていました。
また、サウジアラビアで行われた米国とロシアの高官による協議にウクライナは招待されず、トランプ氏はゼレンスキー氏を「独裁者」と呼ぶなど、発言が波紋を呼びました。
ゼレンスキー氏は記者会見で、米国の支援継続を希望し、欧州との団結を強調しました。
EUのフォンデアライエン委員長は、ロシアのプーチン大統領の帝国主義的な野望がウクライナ侵攻の根本原因であると指摘し、EUがウクライナ支援に1350億ユーロを提供したことを明らかにしました。
これに対し、トランプ氏が誤った支援額を主張したことに対する反論とも取れる発言がありました。
ドイツのシンクタンクによると、米国のウクライナ支援額は約1190億ドルに達しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a385343b581c0c321aae3f60c37df01cd0fb0c8