JR西日本が特急「まほろば」を2025年3月15日から定期運行化。新デザインの車両が登場し、大阪と奈良を結ぶ観光アクセスが強化される。
「まほろば」という名称は古事記に由来し、「素晴らしいところ」を意味します。
特急「まほろば」は、大阪・新大阪駅と奈良駅を結ぶ特急列車で、2010年に奈良ディスティネーションキャンペーンに合わせて初めて登場しました。
その後、2019年に復活し、コロナ禍の影響を受けつつも2023年春に運行を再開しました。
現在は土日祝日に臨時列車として運行されており、特急券はJR西日本の予約サイト「e5489」で半額で購入可能です。
実際に乗車した際、車内は空席が目立ちましたが、近未来感あふれるうめきた地下ホームから出発し、淀川を渡る際の景色は魅力的でした。
特急「まほろば」は、287系車両を使用し、3両編成という短さが特徴です。
おおさか東線を経由し、特急とは思えない速度で走行しながらも、観光地へのアクセスを提供しています。
法隆寺駅や奈良駅などの観光地にアクセスできるため、今後の定期運行により観光客の増加が期待されています。
リニューアルされた車両とともに、特急「まほろば」の未来が楽しみです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3078afa740b969e339568a9db58462b05551f669
特急「まほろば」の定期運行開始に関するネットのコメントは、様々な視点からこの新しいサービスについて語られていました。
特に、日常の用務客と観光客のニーズを明確に区別することが重要であり、特急の高頻度運転が実現すればより多くの利用者にとって便利になるとの意見がありました。
また、ネット予約で800円台という価格はリーズナブルであり、ジャパンレールパスを持つ外国人観光客にも利用しやすいと評価されていました。
さらに、観光客が奈良駅まで乗り換えなしでアクセスできることは、観光需要に応える良い施策であるとも指摘されていました。
しかし一方で、奈良側の受け入れ態勢が他の観光地と比べて整っているか疑問視される声もありました。
特急運行の背景には、余剰車両の活用があるとの見方もあり、特急「まほろば」がどのように運営されるかに注目が集まっていたようです。
また、通勤特急としての運用を望む意見もあり、今後の利用状況によって運行形態が変わる可能性も示唆されていました。
ネットコメントを一部抜粋
日常の用務客と観光客を区別することは大切で、近鉄特急並みの高頻度運転に成長すればいいのにと思った。
特急「まほろば」の定期運行化の理由として、観光客が奈良駅まで乗り換えなしで行きたいというニーズに応えたものだろう。
インバウンドの外国人旅行者はジャパンレイルパスを持っている人が多く、特急も追加料金なしで乗れる。
記事の内容そのままだと聞こえはいいが、単純に車両が余っているのでやってみようという印象を受けた。
通勤特急として平日運用する声が高くなりそうだと感じた。