韓国が国連でウクライナ紛争終結決議に賛成、韓米関係を考慮した背景とは
要約すると2023年10月25日、韓国外交部は国連安全保障理事会において、ロシアのウクライナ侵攻に関する米国提案の決議案に賛成した理由を説明した。
韓国の当局者は、戦争の早期終結を呼びかける姿勢が韓国の立場と一致しており、国際社会の支持を集める必要があると強調した。
また、韓米関係や北朝鮮問題に関する協力の重要性も考慮したと述べた。
決議案は、韓国を含む10カ国の賛成により採択されたが、ロシアの侵攻責任やウクライナの領土保全を支持する内容は含まれていなかったため、英国やフランス、デンマークなどの欧州5カ国は棄権した。
これに対し、欧州諸国はロシアの拒否権行使により否決された修正案を提出しており、韓国もその修正案に賛成した。
韓国の国連大使は、採決後に修正案が反映されなかったことを残念だと表明した。
この一連の動きは、国連安保理がロシアのウクライナ侵攻開始から3年を迎える中で、国際的な協力の必要性を再確認するものであった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7944dfac44ac94fa170df5e83068c74d1ec7d095