首都圏で活躍する昔ながらの路線バス車両が、上下別製造の伝統を引き継ぎながら、今なお街中を走っている様子を紹介しています。
近年の路線バス車両は、通常、単一のメーカーがシャシーとボディを一体で製造するのが一般的ですが、1900年代初頭には、シャシーを自動車メーカーが、ボディを専門のコーチビルダーが製作するという、上下別々の製造方法が主流でした。
この伝統的な製造スタイルは、長い間続き、特に海外では2025年現在でもこの方式を採用しているメーカーが存在します。
しかし、日本では2000年代からバリアフリー対応の流れを受けて、上下を一体で製造する方式に移行しており、現在国内にコーチビルダーが存在しないため、上下別の製造方法で作られたバス車両はほとんど見られなくなっています。
記事では、そんな中でも首都圏では、過去に製造された上下別のバス車両が今なお現役で走っていることに焦点を当てています。
特に、日産ディーゼル製のシャシーに西日本車体工業が手がけたボディを組み合わせた「96MC」などの車両が、東京や神奈川の街中で見ることができると述べられています。
このような古いバス車両は、近年の厳しい締め出しの中でも生き残っており、路線バスの多様性や歴史を感じさせる存在となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b54d42c81601f83e5e7f7d2c4ce6e65329389abc
コメントでは、昔のバス車両の個性や魅力について多くの意見が集まりました。
特に日野、いすゞ、三菱ふそうの各社のバスが持つ独自のデザインや音に対する愛着が表現されていました。
例えば、西工のカマボコ型バスについては、見た目は同じでもヘッドライトやテールランプの配置が異なり、楽しさを感じていたと述べられていました。
また、エンジン音の違いも印象的で、一日中バスを眺めていたというコメントもありました。
さらに、函館バスや福岡市内のバスの具体例も挙げられ、地域ごとのバス文化の違いについても触れられていました。
特に、西工ボディの車両が多く存在していたことや、いすゞキュービックに再び乗ってみたいという懐かしさの声もありました。
新しい車両への置き換えが進む中で、昔のバスが淘汰されていくことへの残念な気持ちが多くのコメントに見られ、バス文化の変遷に対する関心が高まっていました。
全体として、バスに対する愛情や思い出が強く表現されており、今後のバスの姿に対する期待や懸念が語られていました。
ネットコメントを一部抜粋
昔のバスは個性的でしたね。
日野、いすゞ、三菱ふそうはそれぞれのボディーと西工がありました。
エンジン音も目を瞑っていても違いがあって一日中でもバスを眺めてましたよ。
福岡市民です。
確かに今も西工ボディの車両も多いけど、全盛期には及ばない。
個人的にはいすゞキュービックにもう一度乗ってみたいです。
首都圏のどこかのバスを譲り受けたんだろうな。