マカオで違法賭博犯罪対策法が施行され、初日には中国人2人が逮捕されました。換銭党の取り締まりが強化され、今後も厳しい監視が続く見込みです。
要約すると近年、マカオでは違法賭博に関連する犯罪が増加しており、特に「換銭党」と呼ばれる違法両替業者がカジノ施設内外で活動していることが問題視されてきました。
これに対抗するため、中国本土の公安当局は2024年5月から包括的な作戦を展開し、マカオ司法警察局も協力して取り締まりを強化しています。
新たに施行された「打擊不法賭博犯罪法」は、換銭党による違法両替行為を刑事罰の対象とするもので、10月29日に施行されました。
この法律の施行初日、マカオ司法警察局はコタイ地区のカジノ施設でパトロールを行い、違法両替に関与していた中国本土からの男女2人を逮捕しました。
警察の調査によると、逮捕された男女は客に対してスマートフォンの二次元バーコードを見せ、その後、ゲーミングチップを渡していたことが確認されました。
この行為により、客は約59万円分のチップを手に入れたと証言しています。
逮捕された2人は、両替するたびに報酬を得ていたことを認め、最大5年の禁固刑が科せられる可能性があります。
マカオ司法警察局は、今後も違法賭博犯罪に対する取り締まりを続け、一般市民には合法的な両替ルートを利用するように呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/82ef180a8f3e0da34790434385fb169261e9d6bd