グーグルがAndroid端末内の写真を無断でスキャンする問題が浮上。プライバシーに対する懸念が高まる中、透明性の欠如が指摘されています。
この現象は、数週間前にアップルが同様の行為を行ったことが発覚した後に起こりました。
アップルはユーザーに事前に説明することなく、写真をクラウドに送信し、観光名所と照合する「拡張ビジュアル検索」を実施していました。
この行為はプライバシーに対する懸念を呼び起こし、ユーザーからの不満が集まりました。
グーグルも同様の問題に直面しており、特に「SafetyCore」というAndroidのシステムアップデートが注目されています。
この機能は端末内で画像をスキャンし、閲覧注意コンテンツをぼかしたりフラグを立てたりすることが目的とされています。
グーグルは、処理が端末上で完結するため、プライバシー保護に優れていると主張しています。
しかし、ユーザーに無断でこの機能がインストールされ、有効化されることで、透明性の欠如が問題視されています。
特に、Xプラットフォームでの警告投稿により、ユーザーの間で不安が広がりました。
過去にSafetyCoreを評価した専門家は、この機能がセキュリティ向上に寄与するとしつつも、透明性の欠如は依然として大きな懸念材料であると指摘しています。
Androidのセキュリティ開発者であるGrapheneOSは、SafetyCoreが外部サービスにデータを送信することなく、端末内でスパムやマルウェアを分類できる機械学習モデルを搭載していることを説明しており、ある程度の安心材料を提供していますが、ユーザーの信頼を得るためにはさらなる透明性が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e630e1ba9b53290c87f9bf933af6ca43f3951314
コメントの内容は、GoogleのAndroid端末における写真スキャン問題とプライバシー懸念に関するものでした。
多くのユーザーが、Googleのサービスがスパイウェアのように機能していると感じており、プライバシーの侵害が深刻な問題であると訴えていました。
特に、生成AIにプライベートな写真が利用されることで、個人情報が保護されていない状況に対する不安が広がっていました。
また、ネットに接続された端末を使用する限り、情報漏洩は避けられないという現実も指摘されていました。
ユーザーは、プライバシーを守るために設定をオフにする選択肢を持つべきであるという意見もあり、知らない間に情報が扱われることに対する不満が表現されていました。
さらに、Googleフォトの強引なクラウド保存の手法に対する反発や、アプリの削除に関する脅迫的な表示が問題視されていました。
全体として、ユーザーはプライバシーと情報保護に対する懸念を強く感じており、テクノロジー企業の透明性と倫理的な対応を求める声が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
基本的にはサービスという名目でスパイウェアを送っているのと変わらない。
Googleフォトの写真を生成AIにぶっ込んでるって話もある。
結局、ネットに繋がる端末使っている限り何かしらの情報漏洩は避けられない。
さすがにプライバシーとか個人情報をいじる場合はまず設定オフの状態実装してほしいかな。
Googleフォトはこの前まで強引にクラウドに画像を保存させようとしていてしつこいし鬱陶しいったらなかった。