小中学校の不登校者が過去最多の約35万人、いじめも73万件で過去最多という文科省の調査結果が発表され、深刻な状況が浮き彫りに。
要約すると文部科学省の調査によると、全国の小中学校で不登校の児童・生徒が約35万人に達し、過去最多となりました。
具体的には、昨年度の不登校者数は34万6482人で、前年から約4万7000人の増加を記録しています。
これは11年連続の増加であり、特に高校でも不登校者数が約8000人増加し、6万8770人に達しました。
文科省は、この増加の背景として、不登校に対する理解が広がり、保護者が無理に学校に通わせる必要がないと考えるようになったことを挙げています。
さらに、いじめの認知件数も73万2568件と過去最多を記録し、特に自殺や不登校につながる深刻ないじめに該当する「重大事態」が1306件で、これも過去最多となりました。
驚くべきことに、このうちの約40%は、学校側がいじめとして認識するまでに時間がかかっている現状が浮き彫りになっています。
このような状況は、子どもたちの心の健康や教育環境に深刻な影響を及ぼす可能性があり、社会全体での対応が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f76c811c46c8d879502384f472f2a6e548bbd04a