マイクロストラテジーが今後3年間で420億ドルを調達し、ビットコイン購入を目指す計画を発表。BTCイールドも上方修正し、ビットコイン市場でのリーダーシップを強化。
要約するとマイクロストラテジー(MicroStrategy)は、ビットコイン(BTC)の購入を目的として、今後3年間で420億ドル(約6兆3000億円)の資金を調達する計画を発表しました。
創業者のマイケル・セイヤー氏が主導するこの計画は、同社の「21/21プラン」と呼ばれ、210億ドルの株式発行と210億ドルの債券発行を含んでいます。
マイクロストラテジーは、ビットコインを財務の中心に据え、追加資本を財務準備資産として利用し、より高いBTCイールドを達成することを目指しています。
最近の発表によると、同社は7420ビットコインを4億5820万ドルで購入し、総保有高は約99億ドルに達しています。
これにより、1ビットコインあたりの取得価格は約3万9266ドルとなり、現在の価格が約7万2000ドルであるため、保有するビットコインの価値は180億ドル以上にのぼります。
また、同社はBTCイールドの目標範囲を従来の4%~8%から6%~10%に引き上げ、第3四半期のBTCイールドは17.8%と報告されています。
マイクロストラテジーの株価は時間外取引で10%下落しましたが、年初来では約250%の上昇を維持しています。
これらの動きは、同社がビットコイン市場でのリーダーシップを強化し、投資家に対してより魅力的な選択肢を提供することを狙ったものと考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5b5496030da272a372c36da810f5b263ef51b6ba