タイのペートンタン首相が中国への傾倒を強調し、中国人の血を持つと発言。ウイグル族の引き渡しや中国の春節イベントの盛大さが目立つ中、タイの親日国としてのイメージが揺らいでいる。
要約するとタイのペートンタン首相が中国への傾倒を強調し、自身の中国人の血筋を語ったことが注目を集めている。
彼は2月に北京を訪れた際、「自分には中国人の血が流れている」と発言し、中国人観光客の誘致を狙った。
この発言は、彼がタクシン元首相の次女であり、一族のルーツが中国・広東省にあることを反映している。
タイ政府は、ミャンマー東部の詐欺拠点の摘発に対して消極的だったが、中国人俳優が被害に遭った際には迅速に対応し、電力や燃料の供給を遮断した。
また、11年間タイに住んでいたウイグル族を中国に引き渡すなど、中国の意向を優先する姿勢が顕著に表れている。
2023年はタイと中国の国交樹立50周年であり、バンコクでは中国の春節を祝うイベントが例年以上に盛大に行われた。
さらに、タイは中国が中核を成すBRICSへの加盟も模索しており、東南アジア全体で中国への傾倒が進んでいる。
経済が不景気な中でも、中国の影響力は増しているように見える。
タイの親日国としてのイメージは揺らぎ、中国との関係が深まる中で、今後の国際関係にどのような影響を及ぼすのか注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/333ebe4cb89f0966c243ffcf2681869ed0da22fe