Mozillaが「Firefox 136」をリリース。新機能の垂直タブでタブ管理が便利に。セキュリティ修正も強化され、より安全なブラウジング体験を提供。
この新バージョンは、特に多くのタブを開いて作業するユーザーにとって注目すべき機能である「垂直タブ」を導入しています。
従来の横並びのタブ表示では、タブの数が増えるにつれて管理が難しくなるという問題がありましたが、垂直タブでは画面の左側または右側にタブを表示することで、より効率的にタブを管理できるようになります。
ユーザーはタブの表示方法をタイトル表示かアイコン表示から選べるほか、タブの開閉もクリック操作だけで簡単に行えます。
また、タブの並び順を自由に調整できる機能もあり、特定のタブをリストの上部や下部に移動させることが可能です。
さらに、タブを新しいウィンドウで開いたり、複数のタブを一度に閉じたりすることもでき、ユーザーの利便性が大幅に向上しています。
競合のブラウザであるEdgeやSafariも既に垂直タブに対応しており、Mozillaはこの機能を通じてFirefoxの競争力を高めようとしています。
加えて、サイドバーに「ChatGPT」やブックマーク、履歴などへのアクセス機能が追加され、ユーザーが必要なツールに迅速にアクセスできるようになっています。
セキュリティ面でも強化が図られており、15件の脆弱性が修正され、そのうち8件は「High」レベルの深刻度とされています。
これにより、Firefoxはより安全なブラウジング体験を提供できるようになっています。
Mozillaは、ブラウザの進化を続けることで、ユーザーのニーズに応えようとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ad098b05ad46e2e08e12397e77edb15287e8495