ビットコインの価格は最近の上昇から調整を見せる中、ETFには巨額の資金流入が続いている。29日と30日にはそれぞれ8億7900万ドル、8億9300万ドルの流入があり、機関投資家の需要が高まっていることが示唆されている。
10月30日には7万3200ドルに達する場面もあった。
しかし、主要トークンの多くは損失を計上し、ソラナ(SOL)やバイナンスコイン(BNB)はそれぞれ2.5%の下落を記録。
ドージコイン(DOGE)も1%の下落を見せた。
これに対し、CoinDesk 20指数(CD20)は過去24時間で1.3%の下落を示している。
市場の調整が見られる中、アメリカのビットコイン現物ETF(上場投資信託)には巨額の資金流入が続いており、29日には8億7900万ドル、30日には8億9300万ドルの流入が記録された。
これは、8億5000万ドルを超える流入が連続して記録された初めてのケースであり、1月からの累計純流入額は240億ドルに達している。
特に、ブラックロックのIBITが大部分を占め、過去最高の8億7200万ドルの流入を記録した。
一方で、ビットワイズのBITBは2390万ドルの流出を見せた。
投資家の間では、この純流入がビットコインのドミナンスが拡大していることを示唆しており、機関投資家の需要が高まっていると分析されている。
BTCのドミナンスは59.8%に達し、ETHを上回る勢いを見せている。
市場ではトランプ氏の勝利を織り込んだ取引が行われており、これがビットコインや金の価格にも影響を与えているとされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7068487f9f35fb919b4504eeccf45e77772093cd