ゼネラルモーターズ・ジャパンがキャデラック初の新型バッテリEV「リリック」を日本で発表。価格は1100万円で、510kmの航続距離を実現。2026年には新型「オプティック」も登場予定。
リリックは全車右ハンドル仕様で、価格は1100万円、デリバリーは5月以降を予定している。
リリックは、出力を選択できるドライビングモーターや、統合されたパワーエレクトロニクスとバッテリセルを組み合わせた独自の「アルティウム」バッテリプラットフォームを採用し、走行用バッテリをフロア下に配置することで低重心構造を実現。
これにより走行時の安定性が向上し、ボディ剛性も強化されている。
最高出力384kW(約522PS)と最大トルク610Nmを誇り、バッテリ容量は95.7kWh、WLTPモードでの航続距離は510kmに達する。
外観はキャデラックの伝統を引き継ぎ、LEDヘッドライトやデザイン性の高いテールランプを採用。
インテリアには33インチの湾曲型LEDディスプレイが搭載され、操作性と上質感が向上している。
また、サスティナブル素材を使用したシートや、快適性を追求したヒートポンプシステムも備えている。
リリックの発表会では、キャデラックのグローバル戦略や今後のBEVラインアップについても言及され、2026年には新型バッテリEV「オプティック」や「ヴィスティック」が発売予定。
キャデラックは日本市場においてもラグジュアリーBEVのトップブランドを目指し、右ハンドル仕様車のラインアップ強化を図っている。
キャデラックは電動化を進めつつ、内燃機関のモデルも継続して販売し、市場のニーズに応じたポートフォリオの展開を計画している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/438c34bb65bbe4346ec3494b3af39a9bd9d14d98