富士モータースポーツミュージアムで、イタリアから伝説のラリーカー6台が展示中。ラリーの歴史を感じる貴重な機会です。
これらの車両は、ミニ・クーパーS(1966年)、ランチア・ストラトス(1973年)、フィアットX1/9アバルト・プロトティーポ(1974年)、フィアット131アバルト・グループ4(1978年)、ルノー・サンク・ターボ(1981年)、アウディ・クワトロ(1981年)で、すべてラリーでの戦績を持つマシンです。
さらに、国内からもトヨタや三菱、スバルの名車が展示に加わり、合計11台のラリーマシンが観覧可能です。
記事の著者は、昨年秋のプレスカンファレンスには出席できなかったものの、静岡県に移住したことを機に、展示終了が近づく中で何とか時間を作り、富士へ足を運びました。
ジーノ・マカルーゾ・ヒストリックカー財団は、1960年代から70年代のラリーチームで活躍したルイージ・マルカーゾの故人の遺志を受け継ぐ形で設立され、彼の情熱をもとに貴重なラリーマシンのコレクションが行われています。
今回の展示は、トヨタ自動車の豊田会長とマカルーゾさんの出会いから実現したもので、ジーノさんは日本への思いが強く、ラリーの歴史を伝えるために自身のコレクションを展示したいという願いがあったと言われています。
展示は、昨年のラリー・ジャパンでも行われ、富士の後は幕張メッセでのオートモビルカウンシル2025でも展示予定です。
展示の詳細は公式ホームページで確認できます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fc4815bcfc1cdda05aca3f091b94b7a06e886708
多くのコメントが、富士でのラリーカー展示に対する感動を表現していました。
特に「本物」のラリーカーが醸し出す独特の雰囲気や威圧感に感心した人が多く、修復を施さずにそのまま展示されている状態が素晴らしいと評価されていました。
展示されていたグループAラリーカーも好評で、特にその歴史的な背景やデザインに魅了された方が多かったようです。
ただし、ストラトスについては、見た目はモンテカルロ出走車に似ているものの、実際は異なるモデルであることに少し残念さを感じたコメントもありました。
それでも、ターボモデルの貴重さを理解し、「本物」であることには変わりないという意見もありました。
若い頃にラリーカーを運転した経験を持つ方もおり、その際の車のタフさや運転の難しさについて語っていました。
また、90年代までのラリーカーの個性を称賛し、現代のコンパクトハッチバックに対して物足りなさを感じる意見もありました。
全体として、ラリーカーへの愛情や懐かしさが伝わるコメントが多く、参加者の熱意が感じられる展示だったことが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
行きましたが、凄かったですね。
あえて修復せずに洗って防錆加工したのみで、バンパー割れやフェンダーのヘコみはそのままにしているのが素晴らしい。
90年代くらいまでのラリーカーはどれも個性的でいいな。
ランチア・ストラトスを超える衝撃を受けた車は未だ無し。
フィアット 131 アバルト、ストラトス HF の今はなきアリタリア航空のロゴもかっこいいねー。