韓国電力が4年ぶりに黒字を計上したが、負債は増加。2023年の総負債は205兆ウォンに達し、電気料金引き上げ圧力も高まる中で、財務改善が求められている。
9日に発表された公示報告書によると、昨年末の連結基準総負債は205兆1810億ウォンに達し、過去最高を記録した。
この数字は前年の202兆4502億ウォンから2兆7308億ウォンの増加を示しており、現代自動車の時価総額の5倍に相当する。
韓国電力は、借入金が1兆1000億ウォン減少した一方で、新ハンウル原発2号機の竣工に伴う負債や法人税負債が増加したため、負債が増えたと説明している。
総資本に対する負債比率は534%から495%に低下したが、これは昨年の黒字による資本の増加によるものだ。
韓国電力は2021年から2023年までの3年間にわたり大規模な赤字を出しており、ロシアとウクライナの戦争による国際エネルギー価格の急騰が負債の拡大を招いた。
2020年には132兆5000億ウォンだった負債が2023年には初めて200兆ウォンを超えた。
営業利益は8兆3489億ウォンを記録し、電気料金の引き上げが黒字化に寄与したが、依然として負債は減少の兆しを見せていない。
累積赤字は34兆7000億ウォンに達し、利子費用の負担も大きい。
2023年には4兆4500億ウォンの利子を支払う必要があり、今年35兆4000億ウォン、来年26兆1000億ウォンの償還が予定されている。
韓国電力は財務構造の改善を目指して資産売却や業務コスト削減を行っているが、正常化には時間がかかる見込みだ。
さらに、政府は営業利益を基に1347億ウォンの配当を決定し、電気料金の引き上げ圧力も高まっている。
NH投資証券の研究員は、配当で減少するキャッシュフローを補うために中長期的には電気料金の引き上げが必要になると指摘している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f5d4c6a02c3aeaacb55680268dfe1fc683c38f70
韓国電力は黒字化を果たしたものの、負債が増加しているという現状が多くのコメントで取り上げられました。
政府が公金を使って電気代を安く維持していたことが影響し、負債が膨らむ中で電気代の値上げが避けられないという意見が多かったです。
特に、税収の減少が国民の負担増に繋がり、企業の製造コストも上昇することで、韓国経済の競争力が低下する懸念が示されました。
過去には安さを武器にしていた韓国経済も、他国との競争に苦しむ状況となっていました。
さらに、電力会社の赤字を補填するために株式会社化され、株主に負担が転嫁される懸念もありました。
投資家が政府の保証を信じて安易に投資することへの不安も表明されており、国民の不安を払拭するための数字マジックが指摘される場面も見受けられました。
電気代の値上げが避けられない中、財政難が進行することへの危機感が広がっていたことが伺えます。