1990年式ホンダ・グランドシビックは、スポーティなエンジン性能とデザインが魅力の4代目モデルです。高回転まで対応するエンジンやダブルウイッシュボーン式サスペンションを採用し、ホンダらしい走行性能を実現しています。
このモデルは、エンジンに電子制御の2連装CVキャブレターを搭載し、1気筒あたり4バルブ、計16バルブの設計により高回転域でも力強いパフォーマンスを発揮します。
1983年にはバラードスポーツCR-Xが誕生し、同年9月にはシビックがモデルチェンジを経て3代目のワンダーシビックに進化しました。
ワンダーシビックの登場により、バラードセダンはシビックとの販売チャンネルの違いから名前だけの存在となり、1987年にはワンダーシビックがモデルチェンジしてグランドシビックとなります。
この時、バラードシリーズは姿を消し、CR-XはサイバーCR-Xとして独立しました。
グランドシビックとサイバーCR-Xは、ホンダらしいスポーティな性格を持ちながらも、独自の展開を見せましたが、両者には共通する上質さが感じられます。
グランドシビックのSPECIFICATIONSは、全長3995mm、全幅1680mm、全高1335mmで、ホイールベースは2500mm、車両重量は920kg、乗車定員は5名です。
エンジンはD15B型の直列4気筒SOHCで、総排気量は1493cc。
最高出力は100ps、最大トルクは12.8kg-mを誇ります。
サスペンションは前後ともにダブルウイッシュボーン式を採用し、ブレーキは前がベンチレーテッドディスク、後がリーディング・トレーリングとなっています。
発売当時の価格は176.5万円であり、ホンダの技術とデザインが融合した魅力的な1台と言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/072e05d9907307f3ee1380fdf1bcc82e5fb47fc1
ホンダ・グランドシビックは、その4代目モデルにおいて、前モデルの成功を背景に開発費が大幅に増加し、エンジンや装備が豪華に進化したことが多くのコメントで語られました。
特に、ツインキャブがデュアルキャブと呼ばれていたことや、ワンカム16バルブエンジンの搭載、ホンダ初のフルタイム4WD機能が搭載されたことが注目されていました。
また、足回りの変形ダブルウィッシュボーンやオプションのABS(ALB)も評価されていました。
このような進化が「グランド」と呼ばれる所以であると感じられました。
コメントの中には、「楽しい時代だった」との声もあり、ホンダが元気だった頃の思い出が語られました。
エンジンのパフォーマンスに感動したファンは多く、コーナリングでのエンジンの挙動を楽しむ様子が描かれていました。
さらに、フロントグリルレスのデザインやテールゲートのスタイルがカッコ良いと感じる意見もありました。
エンジンを回して走る楽しさが、後のスポーツCIVICのVTECに繋がっているというコメントもあり、シビックの魅力が多角的に語られていました。
個人的なイメージとして、ハッチバック3ドアのスタイルが強く印象に残っているという意見もあり、今のシビックとの違いを感じる声もありました。
最後に、当時の価格に驚くコメントもあり、当時の価値観や市場の変化を感じさせる内容となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
この4代目のシビックは3代目が大ヒットしたおかげで開発費を大幅に増大しました。
本当のこと言うとエンジンだけが元気で、コーナーではエンジンだけ先に曲がっていました。
フロントグリルレスの端正なフロントマスクとMM思想のボディワークが印象的でした。
エンジンを回して走る楽しみがこの後出るミラクル、スポーツCIVICのVTECに繋がっていました。
個人的にシビックといえば、このスタイルのハッチバック3ドアなイメージなんだなぁ。