NECが実施した「NECセキュリティスキルチャレンジ2024」で1,060名が参加し、累計参加者は9,200名に達した。新たに「セキュリティアウェアネス」カテゴリを設け、実務に即した問題を出題。
このコンテストは、NECグループ全社員を対象にしたCTF(Capture the Flag)形式のオンラインコンテストで、今年で第10回目を迎える。
参加人数は1,060名に達し、これまでの累計参加者数は約9,200名に上る。
競技には、セキュリティ業務に従事していない社員747名と、CTF競技経験者やセキュリティ業務に携わるエキスパート313名が参加した。
出題される問題は全51問で、ジャンルは「ネットワーク」、「Web」、「ペンテスト」、「事故調査」、「防御・コンテナ」、「クラウド」、「バイナリ/Pwn」、「OSINT/MISC」など多岐にわたる。
特に注目すべきは新設された「セキュリティアウェアネス」カテゴリで、これは日常業務に関連する問題を扱っており、サイバーセキュリティダッシュボードの利用や不審なメールの報告手順、クラウドストレージのアクセス権設定などが含まれている。
問題作成には、NECのエンジニアが中心となり、顧客への製品・システム・サービスのセキュリティ実装やインシデントレスポンスに関わる知識を活かしている。
また、CISO統括オフィスのエンジニアも新カテゴリの問題作成に参加し、より実践的なセキュリティスキルの向上を目指している。
このように、NECは社員のセキュリティスキルの向上に力を入れており、今後も継続的な取り組みが期待される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e34fa680d002cc6e34ab1900a9c063669b47c9e9