石破首相が与党の過半数割れを受け、野党との連携を強化。参院選を見据えた動きが加速し、政権交代の可能性も浮上。
29年ぶりに当初予算案が国会で修正され、与党は「数の力」で押し切ることが難しくなった。
これにより、野党の意見を無視することができなくなり、石破首相はどの党と連携するかを巧みに選び、野党の“つまみ食い”を行っている。
特に、国民民主党や日本維新の会との接近が見られ、参院選を意識した動きが加速している。
3月4日には2025年度予算案が衆議院を通過し、野党が反対しても憲法により30日で自然成立するため、年度内の成立は難しいが、参議院での審議によっては可能性が残る。
公明党の斉藤鉄夫代表は、次期参院選が事実上の政権選択選挙になると明言し、衆参ダブル選の可能性も示唆した。
公明党は昨年の衆院選で議席を減少させ、維新との候補者競争が影響を及ぼした。
与党は、過半数割れの状況を受けて、野党と連携せざるを得なくなり、政策協力を模索している。
このような状況は、参院選に向けた戦略を複雑にし、政権交代の可能性も含めた新たな局面に突入している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f9809f59893b93d73a5607b210f37882c4d3dde9
石破首相が野党との連携を強化し政権の安定を図ろうとした背景には、野党の支持基盤が弱く、政権交代の可能性が低いという見方が広がっていたようです。
多くのコメントでは、特に立憲民主党の左派寄りの姿勢が国民の支持を得られず、政権交代が難しいとの意見が見られました。
自民党の支持率が依然として高く、国民が「自民党中心の政治」を変えようとしない状況が続いていることが、石破首相の選択に影響を与えていると考えられます。
また、野党が一丸となっても、実際には与党の過半数維持が難しいという意見もあり、選挙区の微調整が必要との指摘もありました。
財政政策については、消極的財政が未来に何も残さないとの懸念が表明され、積極財政を訴える国民民主党に期待を寄せる声もありました。
さらに、石破首相が自民党の支持を失うことに対する不安や、政権交代が実現しない場合の影響についても議論が交わされました。
全体として、石破首相への期待と不安が交錯し、今後の政治情勢に対する関心が高まっていたことが伺えます。
ネットコメントを一部抜粋
野党が政権交代を本気でやって来なかった結果が今に至っている。
世論調査では相変わらず自民党の支持率が他党を圧倒している。
過半数に満たない与党が、いろんな野党とそれぞれ政策を是々非々で調整しながら政治を進めていくという形は、まったくもって悪いものではないと考えます。
自民党を政権から本当に引きずりおろしたいのなら、自民党を第1党にしないことが重要になってきます。
このままの現与党に政権を持たせれば間違い無く国民はその収入の50%以上を税金で持っていかれる。