文部科学省の生成AIガイドラインを基に、鈴木教諭が教育現場での生成AI活用法を解説。学びとAIの組み合わせが鍵。
要約すると文部科学省が発表した「生成AIの利活用に関するガイドライン Ver.2.0」が、教育現場における生成AIの活用を促進しています。
東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹教諭が寄稿したこの中編では、生成AIをどのように教科学習と組み合わせて活用するかについて解説されています。
まず、児童生徒が生成AIを利用する場面は大きく三つに分けられます。
1つ目は、生成AI自体を学ぶ場面で、AIの仕組みや利便性、リスクなどを理解します。
2つ目は、使い方を学ぶ場面で、AIとの対話スキルやファクトチェックの方法を習得します。
3つ目は、各教科の学びにおいてAIを積極的に用いる場面で、問題発見や課題設定、自分の考えの形成などに役立てます。
しかし、これらの場面は単に順番を追って学ぶものではなく、むしろ組み合わせて活用することが重要です。
鈴木教諭は、小学校4年生の国語の授業で、生成AIを使ってお礼の手紙を書く課題を実施しました。
生徒たちはAIが生成した手紙を吟味し、表現や内容の誤りを指摘することで、AIの限界や可能性について考察しました。
このように、生成AIを授業に取り入れることで、子供たちはAIの理解を深めつつ、実際の学びに役立てることができるのです。
鈴木教諭は、生成AIを日常的に使うことで学びを深めることができる子供たちを育成することが目指されていると強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aedaa64f4b0091304893153004903e42b1e01d15