最近の少女マンガでは、中世ヨーロッパ風のロマンスファンタジーが人気を博しており、昭和の名作『ベルばら』との違いが注目されている。女子マンガ研究家の小田真琴氏がその背景を語る。
特に、電子コミックの普及により、昭和の名作『ベルサイユのばら』に代表されるような西洋文化への憧れが再燃しているのだ。
女子マンガ研究家の小田真琴氏は、現代の少女マンガがどのように進化し、また昭和の作品と何が異なるのかを解説している。
戦後の日本において、少女小説から発展した少女マンガは、特に70年代から女性作家が台頭し、海外への憧れを描くことが多くなった。
特に「花の24年組」と呼ばれる作家たちは、ヨーロッパやロシアを旅し、その経験を作品に反映させていた。
彼女たちの影響で、名作『ポーの一族』や『風と木の詩』などが生まれ、西洋文化が少女マンガの重要なテーマとなった。
80年代には、ホラーやSFなど多様なジャンルが登場し、マンガ誌『りぼん』では多彩な作品が同時に連載されるようになった。
こうした流れを受けて、現在の少女マンガは、ノスタルジーを感じさせる中世ファンタジーを取り入れることで、新たな魅力を生み出している。
電子コミックという新たなプラットフォームが、古典的なテーマを現代的に再解釈する手助けをしているのも大きな要因だ。
果たして、今後の少女マンガはどのような方向に進化していくのか、注目が集まる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/64e78e94a327f72e92e13a0b178ee8f1d8fa08f9
少女マンガの進化と中世ファンタジーの人気についてのコメントは、さまざまな視点からの考察がありました。
まず、ベルばらのような歴史的な作品は、実在の人物や時代背景をしっかりと考証しながら描かれており、読者に学びを与える要素があったことが評価されていました。
それに対し、現代の少女マンガはファンタジー要素が強く、現実離れした設定が求められるようになったと指摘されました。
この変化は、読者が求める「癒し」や「息抜き」といったニーズに応えるためのものだと考えられています。
また、異世界ファンタジーでは、設定の自由度が高く、矛盾を気にせずに物語を展開できるため、作りやすいという意見もありました。
さらに、時代考証をきちんと行うことが難しくなり、作者が自由に創作できる環境が整ったことで、作品が増えている様子がうかがえました。
読者の年齢層が上がり、真剣に読み込むことが求められる作品が減少していることも影響しているようです。
全体として、少女マンガの進化は、時代の変化や読者のニーズに応じたものであり、今後も新たなスタイルが生まれることが期待されているようです。
ネットコメントを一部抜粋
ベルばらはファンタジーもあったけれど、基本的に時代考証があり実在の人物もでてきました。
異世界ファンタジーであれば規格外の美形も巨万の富も不思議な力も設定すれば良いだけです。
ベルばらは重厚な歴史ロマンである一方で、コミカルな表現もあったりして驚きました。
読者の年齢層そのものが上がっているので、真剣に読み込まないといけないものは目が辛いです。
少女マンガも息抜きなので、現実離れした設定の方が良いんだと思います。