G7外相会合で、ロシアのウクライナ侵略に関する協議が行われ、米国の和平努力が高く評価された。ウクライナへの支援やインド太平洋の安全保障についても意見が交わされた。
要約すると2023年10月13日、カナダ東部シャルルボワで開催された先進7カ国（G7）外相会合では、ロシアのウクライナ侵略に関連する戦争についての協議が行われ、特に「米国の和平に向けた努力」が高く評価された。
会合は14日に閉幕予定で、G7各国は共同声明の取りまとめと海洋安全保障に関する宣言を発表することを目指している。
議長国のカナダのジョリー外相は、会合の冒頭で「平和と安定はわれわれの最優先課題だ」と強調し、ウクライナへの支援を継続する方法について議論する意義を示した。
ウクライナ情勢に関する討議では、トランプ米政権が提案した30日間の停戦案にウクライナが合意し、その実現に向けたロシアに対する呼びかけも評価された。
G7は、ロシアが前向きに対応するよう連携していく重要性を再確認し、ウクライナに対する揺るぎない支持を表明した。
岩屋毅外相は、ウクライナ和平の進展が国際秩序全体に影響を与えることを指摘し、中国を念頭に置いた発言を行い、新たな侵攻を防ぐ必要性を訴えた。
また、インド太平洋地域に関する討議では、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協働の重要性が確認され、中国の軍事的圧力に対抗する姿勢が示された。
北朝鮮の核・ミサイル開発に対する懸念も共有され、サイバー活動に対する連携の必要性が強調された。
日本人拉致問題の解決に向けた協力も求められ、各国から支持を得る結果となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9d03e5204541d60037e74007943a8814f92e1a22