ホンダのエディックスは、2列6人乗りのユニークなミニバンで、個性的なシート配置や広いラゲッジスペースが魅力です。販売は終了しましたが、根強いファンが存在します。
このモデルは、7代目シビックをベースにしたユニークなデザインとシート配置が特徴です。
全長4285mm、全幅1795mm、全高1610mmというサイズ感は、コンパクトでありながら、室内空間を最大限に活用できる設計となっています。
エディックスの最大の魅力は、前列と後列にそれぞれ3人が横並びに座れるシート配置です。
一般的なミニバンが3列配置であるのに対し、エディックスは独自の「2列3席」というスタイルを採用しています。
これにより、乗員同士の干渉を避けつつ、快適な乗車体験を提供します。
特に前列中央のシートは270mm、後列中央は170mm後方にスライド可能で、シートのリクライニングも独立してできるため、柔軟なシートアレンジが可能です。
また、後部座席は全て前方に折り畳むことができ、最大1049リットルのラゲッジスペースを確保。
自転車などの大きな荷物も収納できるため、実用性も高いです。
エンジンには1.7リッターと2リッターの直列4気筒エンジンが搭載され、マイナーチェンジ後には2.4リッターエンジンも追加されました。
VTEC機構によりパワフルでスムーズな加速が実現されており、全幅が広めに設計されているため、安定感のある走行が可能です。
さらに、最小回転半径5.2mという取り回しの良さも評価されています。
しかし、個性的なシート配置が一般的なユーザーに浸透せず、競合他社の強力なミニバンに対抗できなかったことから、2009年に販売終了となりました。
それでも、エディックスのユニークさは多くのファンから支持されており、現在も注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/01fdecca90b80ad8f2326d1faa018ef02fb1788b
ホンダのエディックスは短命ではあったものの、ユニークなデザインと使い勝手の良さから多くのファンの心をつかんでいました。
特に、ファミリーカーとしての機能性が高く評価されており、3人家族にとっては理想的な選択肢だったという意見が多く見られました。
前席中央に物を置ける工夫や、後部座席の広さが特徴で、長距離ドライブでも快適に過ごせる点が好評でした。
また、乗車人数に応じたラゲッジスペースの使い方についても、具体的な体験談が寄せられ、他の車とは異なるパッケージングの妙を実感できたという声もありました。
さらに、ホンダには今後も新しい挑戦を続けてほしいとの期待が寄せられており、次期型オデッセイに関する提案や希望も見受けられました。
一方で、エディックスの台数が少ないため、街中で見かけることが少なく、認知度の低さを指摘する意見もありました。
全体として、エディックスは独自の魅力を持つ車であったものの、短命に終わったことが残念だという感想が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
短命だけどエディックスやS-MXなど面白いクルマを出してくれるホンダ
3人家族でこれ以上のファミリーカーはないって思えるぐらいファミリーカーでした。
実際に乗ると他の車とは違うパッケージングの妙を実感できるとても良い車でした。
乗ったことないけど二人で乗って間に荷物など置けるの最高かと思ってた。
今度出すんなら3列独立6席スライドシート仕様にしてくれ。