三重高虎BCの新ヘッドコーチに元Honda鈴鹿主将の大城戸匠理さんが就任し、選手の意識改革を目指す。
大城戸さんは、藤井学園寒川高や法政大学でプレーした後、都市対抗野球や日本選手権に出場した企業チーム「Honda鈴鹿」の主将を務めた経歴を持つ選手です。
チームは、10代から40代までの幅広い年齢層と職業の選手たちで構成されており、都市対抗野球と日本選手権への初出場を目指しています。
大城戸さんは、企業チームと比較して練習量で劣ることを認識し、まずは選手たちの意識を高めることが必要だと考えています。
そのため、全力疾走やカバーリング、ハイタッチ・ロータッチなどのコミュニケーションを徹底し、意識改革を促す方針です。
兵庫県出身の大城戸さんは、高校・大学時代に全国レベルで活躍し、法政大学4年時には日米大学野球の代表にも選ばれ、プロ野球のドラフト候補にも名を連ねた実力者です。
しかし、社会人野球に入ってからは怪我に悩まされ、28歳でユニフォームを脱ぎました。
その後約3年は社業に専念し、昨年に生命保険会社に転職した際、三重高虎BCが主催する少年野球大会に参加したことがきっかけで、同チームの松下真也副部長からコーチの打診を受けました。
指導経験はなかったものの、「育ててもらった野球への恩返し」として快諾し、選手たちの成長を支援することを誓っています。
大城戸さんは、仕事や学業と両立しながら硬式野球を続ける選手たちに「ロマン」を感じており、選手たちが「やり切った」と思える形で野球を終えられるように全力でサポートする意向です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6a79fb02134453159a637e8ad5fc2c3c72d2f05