アウディが新型SUV『Q9』の開発を再スタート。BMW X7やメルセデスGLSをターゲットに、2027年の市場投入を予定。新プロトタイプが初公開され、豪華なデザインが期待されています。
この新型車は、BMWの『X7』やメルセデスベンツの『GLS』といった競合車両からシェアを奪うことを目指しています。
プロトタイプが初めてスクープされ、2027年の市場投入が見込まれています。
実は、Q9の開発は2021年に一度行われましたが、コロナウィルス感染症の影響で中止されていました。
しかし、最近の情報によれば、そのプロジェクトが再始動した模様です。
今回のプロトタイプは、前回のものとは異なり、未来のQ9のデザインを垣間見ることができます。
フロントエンドには、Q7よりもスリムなヘッドライトが装備され、巨大なグリルと高いボンネットラインが特徴です。
リアデザインはアウディQ7よりもメルセデスベンツGLBに近いものとなっており、最新のアウディのテールライトデザインも取り入れられるでしょう。
ナンバープレートの位置も変更され、バンパー下部に移動されました。
現在のアウディの大型SUV『Q7』は、真の高級SUVとは言えませんが、Q9はそのイメージを覆すことが期待されています。
Q7の全長は5070mmですが、競合のBMW X7やメルセデスベンツGLSはそれぞれ5170mm、5210mmと長く、室内空間にも影響があります。
アウディがこれらの車両から顧客を奪うためには、ホイールベースの延長や広い室内空間だけでなく、トップレベルのパフォーマンスや高級機能の追加が必要です。
また、フォルクスワーゲングループ内では、ポルシェも「K1」という大型3列シートモデルを開発中で、最終的にはQ9とプラットフォームを共有する可能性があるとのことです。
今後の動向に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dc2faeb88f2e953efcae48821ae724205091d698