最高裁判事の不訴追決定に弁護士グループが反発

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

福島原発事故の判決を巡り、最高裁判事の罷免を求めた弁護士グループが不訴追決定に反発。司法の責任が問われる中、議論が再燃。

要約すると東京電力福島第1原発事故の被災者が国に対して損害賠償を求めた訴訟に関連し、最高裁判所が国の責任を否定する判決を下したことが問題視されています。

この判決を担当した2人の判事に対して、罷免を求める訴追請求を行った弁護士グループが、17日にその請求が認められなかったと発表しました。

弁護士たちは、「請求をさしたる議論もなく棄却したのは不当である」と強い不満を示しています。

最高裁の判決は2022年6月に出され、福島を含む4県で起こされた訴訟における統一判断として、3つの訴訟では二審段階で国の責任が認められていました。

弁護士6人とルポライターの鎌田慧さんを含む計10人は、最高裁が下級審の判決を否定し独自の事実認定を行ったと主張しています。

彼らは、民事訴訟法が定める上告審の規律に違反しており、職務上の義務に著しく違反しているため、草野耕一判事と岡村和美判事の罷免を求める訴追請求を昨年8月に裁判官訴追委員会に申し立てました。

しかし、委員会は昨年12月末にその訴追を行わない決定を下しました。

この一連の流れは、原発事故に対する司法の姿勢や、国の責任に関する議論を再燃させることとなり、今後の影響が注目されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53bf5c176067baf0d26c90f02b16794ed909ac2c

ネットのコメント

コメントの内容を詳しく見ると、最高裁判事の不訴追決定に弁護士グループが反発したことに対して、多様な意見が集まりました。

まず、判決を理由とした弾劾が認められないことに対して問題視する意見がありました。

この意見では、誤った事実認定を上級審が覆せないのはおかしいとし、裁判が終わらなくなるのではないかという懸念が示されました。

さらに、判決内容に対する訴追請求が過去にあったかどうかを問う声もあり、もしそれが一般化すれば、都合の悪い判決を国会に訴追できることになり、三権分立に反すると警鐘を鳴らしていました。

また、自分に不利な判決が出たからといって判事を訴追することは、ほとんどの裁判で訴追が出されることになるという意見もありました。

このような意見は、法改正や選挙を通じて意見を表明することの重要性を訴えていました。

加えて、弁護士団体の倫理観に疑問を持つコメントもあり、他者の意見を尊重しない態度を批判する声が上がりました。

選挙時の国民審査での評価についても言及され、訴追した弁護士の背景に対する疑念を持つコメントもありました。

全体として、判決に対する反発だけでなく、制度の健全性や倫理観についての意見が多く寄せられたことが明らかになりました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 判決を理由とした弾劾が認められないのは問題だと思う。

  • これまで判決内容を問題にする訴追請求はあったのかな?
  • 自分に都合の悪い判決が出たからって、判事を訴追しても意味がない。

  • この弁護士団体の倫理観の方が不当です。

  • 選挙の時の最高裁裁判官の国民審査ではバツで。

関連URL

2025年最新!東京都のニュースに関するまとめ

2025年最新!原発のニュースに関するまとめ

2025年最新!LUUP(ループ)のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。