Jリーグの胸スポンサー企業の中で、清水エスパルスの鈴与が高い売上を記録。スポンサーとの深い関係や支援活動にも注目。
この記事では、J1からJ3までのクラブを対象に、胸スポンサーの売上高ランキングを紹介し、意外なクラブのランクインやスポンサーとの深い関係性についても触れています。
特に注目されるのは、清水エスパルスの胸スポンサーである鈴与です。
鈴与は2024年8月期の売上高が1,597億5,500万円に達し、28位にランクインしています。
鈴与は倉庫・運輸関連業を中心に、商社や建設、食品、地域開発、教育など多岐にわたる事業を展開しています。
清水エスパルスとの関係は単なるスポンサー契約にとどまらず、1997年にはクラブの運営母体が経営危機に陥った際、鈴与が株式を取得し、クラブを傘下に収めました。
2003年からはユニフォームの袖に「Suzuyo」のロゴを掲出し、2006シーズン以降は胸スポンサーを務めていますが、2024シーズンからはGKユニフォームにのみ、スター精密の「Star☆」ロゴが掲出されることになります。
鈴与はスポンサーとしての役割を超え、グループ全体で清水エスパルスを支援しており、「エスパルス応援デー」では社員がオレンジのTシャツを着用し、社内をクラブ応援ムードで盛り上げるなどの独自の活動を展開しています。
また、静岡市内にある複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」は鈴与が運営する施設であり、同施設と鈴与の本社は非常に近い距離に位置しています。
これらの活動は、クラブとスポンサーの関係をより深め、経営危機から救った鈴与の重要性を示すものです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25b2daec92d38de098019d946ee9544232760559