トヨタが新型「クラウン エステート」を発表。ワゴンとSUVを融合し、使い勝手を向上。ハイブリッド車の販売も計画。
この新車種は、高級感や高機能性を維持しつつ、荷室空間の確保に注力しており、特に使い勝手の向上が図られています。
パワートレインにはハイブリッド車（HV）とプラグインハイブリッド車（PHV）が設定されており、HVのメーカー希望小売価格は635万円（税込）です。
トヨタは、HVとPHVの合計で月1500台の販売を見込んでいます。
クラウンシリーズは、2022年7月に新型車4種を展開することを発表し、これまでにセダンとSUVの要素を併せ持つ「クロスオーバー」、SUVの「スポーツ」、伝統の「セダン」を発売してきました。
今回のエステートモデルを加えることで、全ての車種が揃うことになります。
エステートは、レジャーやアウトドアなど多様なシーンでの利用を想定しており、通常時の荷室容量は570リットル、リアシートを格納すれば1470リットルに拡大します。
また、後席を折り畳むことで長さ2メートルのフルフラットスペースを実現する新機構「ラゲージルーム拡張ボード」も採用されています。
車台は「TNGA―K」で、全長4930ミリ、全幅1880ミリ、全高1625ミリのサイズです。
HVモデルの燃費は、WLTCモードで1リットル当たり20.3キロメートルを達成しています。
生産は愛知県豊田市の堤工場で行われ、自動車のサブスクリプションサービスを手がける子会社KINTOでもエステートの取り扱いが開始され、HVの月額利用料は7万7440円（税込）からとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/20ddf0ab00a24c7d5c9bbfe2c9ed700d33fda6ba