JTBグループのJCDが生成AIを活用した観光向け動画広告プロモーション「Insight Finder for Tourism」を開始。高精度のターゲティングで観光地誘客を推進。
この新しいプロモーションは、ウェブデータと生成AIを活用して、ターゲットに最適な動画広告を配信し、観光地への誘客を推進することを目的としています。
IFTは、JCDが提供するツーリズム業界特化型のウェブサイト解析ツール「AIアナリスト for ツーリズム(AIT)」のマーケティングデータと、ベクトルが展開する動画広告配信サービス「NewsTV」のノウハウを組み合わせることで、観光広告の効果を高める仕組みです。
具体的には、AITから得られたサイト訪問データやユーザー行動をAIが分析し、関心の高いペルソナを設定。
これに基づいて高精度のターゲティングを実施します。
また、AIが観光関連サイトのデータをもとに潜在顧客の好みを抽出し、NewsTVの知見を活かして視聴者に響く動画広告コンテンツを提案・制作します。
配信後は効果を分析し、次のターゲット層やエリアを提案する機能も備えています。
基本プランは動画制作1本あたり220万円(税別)から提供され、IFTの効果を実証するために兵庫県尼崎市のあまがさき観光局のサイト「ジョーのある町 尼崎」でテストマーケティングが行われました。
このテストでは、サイトから抽出したAITデータを生成AIにかけ、ペルソナやターゲットエリア、広告内容、配信先などの仮説を設定して動画を配信した結果、高い効果が確認されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/adc882316a464a551a6acc9a0f024b973848724b