調査結果から、企業の多くがサイバーセキュリティ対策に不満を抱えつつも、事前の対策を重視していることが明らかになりました。
要約すると株式会社Blue Planet-worksが実施した「サイバーセキュリティに関する実態調査」によると、500名の情報システム担当者の70.8%が自社のセキュリティ対策に対して「万全ではない」と感じていることが明らかになりました。
調査では、サイバー攻撃に備える「事前」の対策と、攻撃を受けた後の「事後」の対処法のどちらを重視しているかが問われ、84.4%が事前対策を重視していると回答しました。
具体的には、「事前を重視している」が34.6%、「どちらかというと事前を重視している」が49.8%となっています。
さらに、サイバーセキュリティサービスの導入に関して、52.4%の担当者が経営者に投資を断られた経験があると答え、その理由として「優先順位が低いとされ断られた」が20.6%で最も多く、次いで「効果や必要性を理解してもらえず断られた」が16.8%、「予算が確保できず断られた」が15%と続きました。
また、既にサービスを導入している担当者411名に対して不満点を尋ねたところ、「コストパフォーマンスが悪い」との回答が27.7%で最多であり、「サポートの対応が遅い」が19.5%、「インシデント発生時の対応が遅い、対応の効果が低い」が19.0%と続きました。
満足していると回答したのはわずか11.4%で、企業のセキュリティ対策に対する不安と不満が浮き彫りになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36a1d3f853d425586aab8d2f1c686e087dd2d297